第五回うろおぼ絵大会

 シュビの人気コンテンツの一つとなっておりますうろおぼ絵大会(合唱団なのに)、第五回の開催です。

■ルール
・設定されたお題を元に、各人が己の力の持てる限りを使ってお題に添って描く。
・参考資料一切なし。
・制限時間は一分三十秒。
・お題ごとにもっともキャラデザが狂ってたものは特別賞候補にノミネートされる。
・ノミネートされたものの中から審査員の独断と偏見でもっとも素晴らしい物を一つ選び、『キングオブ画伯賞』を授与する。


■参加者
・かみさと
・らっす。
・さら
・紅蓮
・エス
・imock
・指長

 以上の七名。途中で指長は退出。
 新メンバーを大量に迎えての一戦となりまして、波乱の予感を孕んでおります。

■今回のお題
・「リザードン」
・「ジバニャン」
・「羊」
・「ピヨモン」

 それでは、第五回うろおぼ絵大会、お楽しみください。



〜お題〜
『リザードン』

 ポケットモンスター初期の立役者の一匹ですね。最近でもメガ進化を二種もらうなど優遇されている模様。


エス



らっす。



指長


 ここまでは比較的平和。



imock

 壁画かな?



紅蓮

 カイリューかな?



かみさと

 プテラかな?



さら

 ゴーストタイプかな?



 後半の怒涛のタイプ間違い。一応飛行タイプで統一はされていたようですが……
 しかしどれもワタルの使用ポケモンであったことに鑑みると、ワタルはドラゴンの区別ができておらず、全部カイリューのつもりで使っていたのではないでしょうか。

 全体的に小粒な仕上がりなので、特別賞へのノミネートはありません。
 この出来で小粒と評さねばならない当大会のレベルの高さを感じていただければ幸いです。



〜お題〜
『ジバニャン』

 近年ピカチュウに取って代わってちびっこたちに大人気の妖怪。果たしてその再現度は?

かみさと

 妙にオヤジくさい。



エス

 リザードンの炎をまだ引きずっている模様。



らっす。

 何か……何かが違うんだ……



指長

 どうしてこう中国製品ばかり生み出されるのか。



imock

 んん……! 何もかも違う……!



さら

 使っているパーツは間違っていないのに目と持っている瓶のせいでアル中にしか見えない。












紅蓮

 ボン○ーマン……いや、ニンジャ○ートルズか……?



 紅蓮画伯とネコ要素が絡むと大変危険な化学反応を引き起こすことが近年の研究により明らかになってまいりました。
 堂々のノミネートです。



〜お題〜
『羊』

「せっかく未年なんだし、羊でも描いて新年のお祝いでもしますかね!」というお題だった。祝えたかどうかはわからない。

紅蓮

 紅蓮画伯!? いったいどうしてしまわれたのですか!?



imock

 ビーズクッションぬいぐるみ風。



かみさと

 こういうおもちゃトイザらスとかで見たことあるような気がする。



エス

 眼の部分だけリアル寄り。



らっす。

 足を黒くしてあったり細かい芸が光る。



さら

 まさかのマインクラフト。



 紅蓮画伯が驚きのリアル寄りな絵柄という新しい新境地という名の境地を見出したことによりパルスのファルシのルシがパージでコクーンとなり、審査員が一時恐慌状態になるという事故がありましたが、概ね大丈夫です。
 さら画伯のマインクラフトがノミネートではないかという協議も行われたものの、先のボンバーマンタートルズに匹敵する作品かというとそこまででもないのではという意見が多数を占めたため候補作からは見送りされるということに。



〜お題〜
『ピヨモン』

 世代直撃のデジモンからのお題ですが、この大会始まって以来の「ほとんど全員がほぼ思い出せないキャラ」での戦いとなりました。

らっす。

 まずは正解に限りなく近い作品から。
 らっす。画伯は覚えていたものの、他の画伯はうろおぼ絵の新境地ともいうべき迷走っぷりを余すところなく発揮しております。



かみさと

 星のカービィ3にこんなのいましたね?



エス

「モンスターらしさを出すためにとりあえず頭に角を生やした」
「モンスターらしさが雑過ぎでは?」



紅蓮

 ただのハトじゃねえか!












さら

 殺 伐 と し た う ろ お ぼ 絵 大 会 に ア グ モ ン が !



_人人人人人人人人_
> ニャーン!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄













imock

 !?

 さら画伯の矛盾塊が出て「これ以上のものはないだろう」と誰もが思っていた時に現れた最後の一枚。
 発表前はimock画伯の「ブラクラっぽいのできちゃった」という発言に誰もまともに取り合っておらず、いざ発表の場で阿鼻叫喚の嵐になりました。



 お題によって作品の出来に波はありますが、それにしてもこのお題は素晴らしかった。
 審査員はニューロンを軒並み破壊され、生き残った者が息も絶え絶えに協議をした結果、なんと大会始まって初の一つのお題からダブル候補入りということに。
 もちろん候補入りは矛盾塊とブラクラです。



 さて、今回ノミネートされた作品はこちら。


「ジバニャン」:紅蓮画伯



「ピヨモン」:さら画伯



「ピヨモン」:imock画伯



 今大会は大波乱となりました。
 審査員の間でも受賞作をどれにするかで紛糾し、もっとも受賞にふさわしい作品を論ずるだけでなく、議論はこの賞の対外的な意味やそもそもキングオブ画伯とはなにかという議題にまで上り、発表がこんなにも遅くなってしまいました。
 白熱する議論と作品の破壊力にあてられた力のない者は倒れ、生き残った選考委員も無事とは言いがたい深刻なニューロンへのダメージを負いました。
 分かりやすいよう、議論の一部を抜粋致します。

「私はimock画伯のピヨモンを推す。
 理由としては、作品単体の完成度の高さもさることながら、これを持ってピヨモンと言い張るのかと思わしめるその爆発力こそ、キングオブ画伯の名にふさわしいものと信ずるからに他ならない。
 紅蓮画伯「ジバニャン」は同系統であるものの衝撃に欠け、さら画伯「ピヨモン」は外部に本質を仮託している。よってimock画伯を受賞に推す」

「さら画伯のピヨモンは外部のネタに面白さを依存している、ですか。
 なるほど確かにそれは間違ってはいないかもしれません。さればこそ、読者に要求するもの知識と絵のインパクトが組み合わさった時の面白さを私は優先したい。品評会でもっとも話題にのぼったのは誰か、もっとも笑いを巻き起こしたのは誰かということを考えても明らかでしょう。
 また、五回目の開催となったうろおぼ絵大会において、傾向の近い作品がノミネートされ続けていることは事実。こうして方向性が違えども突き抜けた作品をキングオブ画伯に受賞させることは当大会の幅の広さを見せるという意味でも良いのではないでしょうか? 以上の理由から私はさら画伯のピヨモンを推します」

「キングオブ画伯という栄誉ある賞において、もっとも重視されるべきは何か?
 私はその問に『緻密な筆使い』と答えよう。迷いのない筆運び、必要のない箇所を大胆に省き注目効果を狙った構図、拘ったディティールから溢れ出るメッセージ性。今回の候補作の中では、それら全てにおいて紅蓮画伯の「ジバニャン」が一つ抜きん出ているように感じられた。
 さら画伯「ピヨモン」は文字という飛び道具が気になり、imock画伯「ピヨモン」はやや露悪趣味で万人に勧められる類のものではない。よって私は紅蓮画伯の「ジバニャン」こそ受賞作にふさわしいと考える」

 ――議論はここで膠着するかに思われたが、審査員長の池綿範寒氏の発言から風向きが変わりはじめました。

「今回は新世代の台頭により、奇跡的な三つ巴の接戦となりましたね。
 ひとつのお題で二つのノミネートも大会始まって以来の快挙と言わざるを得ません。
 苦もなく秀作を送り出してくる辺りやはり紅蓮画伯はさすがとしかいいようがなく、個人的嗜好ではこれを押したい気持ちも強くあります。
 しかし今回ばかりは新世代の力を認めざるを得ないでしょう。
 imock画伯のパルモンみたいなピヨモンか、さら画伯のケンタルモンみたいなピヨモンかで迷うところですが、私はimock画伯のパルモンに一票を投じたいと思います」
 この発言を皮切りに徐々に割れていた票がまとまり始め、最終的には全審査員の合意を得る流れとなりました。  それでは結果発表に参りましょう!

 今回のキングオブ画伯賞は、この作品!
















 imock画伯の「ピヨモン」です!



 やはり単品の作品として見た時のインパクトが受賞の決め手となりました。
 惜しくも受賞を逃した他の二作品についても、これが他の回に出ていたならば十分に受賞を狙える完成度でありました。年々レベルが上がってきているのを感じます。



 こうして第五回うろおぼ絵大会は、選考委員会メンバーの半数が爆発四散という大波乱を巻き起こりつつも終了いたしました。
 次回の開催は選考委員の補充・育成を持って当たることになるのでまだまだ先の事になると思います。
 しかし! 画伯がこの世にいる限り、我々とうろおぼ絵大会は決して滅びることはありません!
 また会える日を楽しみにしています。それではまた!

























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